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コスパ de ヨーロッパ
オーダーメイド期間限定
年末年始を除く11〜3月限定の旅
1年で一番航空運賃が安価な時期は年末年始を除いた11〜3月。早期予約と早期発券すればさらに費用を抑えることができます。オフシーズンに?と思われるかもしれませんが、クリスマスイルミネーションで彩られたロマンチックな雰囲気は冬しかお目にかかれません。年が明ければバーゲンシーズンです。冬ならではのヨーロッパを楽しんでみませんか。
航空券にかかる費用が抑えられるのですから、こだわりのオリジナルプランをオーダーメイドで作ってしまうのはいかがでしょう。パッケージツアーでは見かけないようなプランもオーダーメイドならば可能です。
ただし、航空券が安価な時期とはいえ、旅行素材の選び方や組み合わせ方によっては割高になっていしまうので、目安になるようなポイントをいくつかご案内します。
まずは航空券。大きく分けて4種類。今回は予算重視なので3種類に限定して簡単にご説明します。いずれの航空券にも空港諸税と燃油サーチャージが別途かかります。
格安航空券 IT
いわゆる皆さんご存知の格安航空券です。
公の機関の見解としては「航空運賃」として認めておらず暗黙の了解といったところでしょうか。旅行代理店、旅行業代理店で販売され、日本のマーケットに強く根付き、海外旅行普及の立役者と行っても過言ではないでしょう。
本来はパッケージツアー造成用の運賃なので航空券のみでの販売、提供ができないものなのですが、航空券のみでの販売へと変遷を重ねてきました。しかしながら、座席管理が難しく、機材のやりくりにも影響を与えるIT運賃を提供する航空会社は減少し、ZONE-PEXやPEX運賃のみの航空会社が増え、今(2018年2月現在)では、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空などの中東系航空会社の他にはチャイナエアライン、欧州系航空会社ではブリティッシュエアウェイズ、スカンジナビア航空2社のみとなりました。
正規割引航空券 ZONE-PEX/PEX
格安航空券(IT)が市場に浸透することを危惧した各航空会社が独自に決めた適性割引運賃。
直販用に設定したのが始まりでしたが、団体旅行から個人旅行へ需要のシフトが加速する今では、旅行代理店、旅行業代理店へもこの運賃が提供されていています。IT運賃を利用した団体旅行(パッケージツアー)の方が安価というのは昔の話。早め早めに予約して発券すれば、誰よりも安価な運賃が利用できます。
IT運賃と大きく異なる点は発券条件。予約後3日以内(72時間以内)など、予約後即発券することを条件にした格安運賃です。予約クラスは各航空会社ごとに数種あり、一例としてエールフランスのある日のある便では、ノーマル運賃を除いた予約クラスは、ファーストで1種、ビジネスで5種、プレミアムエコノミーで3種、エコノミーで14種あり、発券条件の他、有効期間などの条件が少しずつ異なって組み合わされて設定されています。もちろん安価な座席から埋まり、売れ残りのたたき売りはありません。安価な運賃を利用するためには一日でも早く予約することが大きな要素になります。ただし、発券後の変更や取消には手数料がかかりますのでご注意を。
余談ですが、パッケージツアーでもこのZONE-PEX/PEX運賃が使われている商品があります。取消料など旅行条件が異なりますのでご注意を。
特典航空券
各航空会社またはアライアンスのマイレージによる割引又は無料航空券。
利用されるご本人が直接予約する航空券です。詳しくは各航空会社のウェブサイトにてご覧ください。
注)航空券は航空会社それぞれに方面や利用区間、有効期間、発券条件などの利用条件ごとに多数の予約クラスが設定されており、その条件や予約クラスは半年ごとに変わります(2018年2月現在)。
ポイントその1航空券
旅行代金の50〜60%は航空券代 予算重視なら早めの手配と平日発着
予算重視なら早め早めが大切ということは前述しました。当社への見積もり依頼では、空席のある中から日程に合う一番安価な予約クラスの運賃をご案内していますが、あれやこれやと再見積もりに時間をかけているうちに、当初ご案内の空席は無くなり、1つ上、又その1つ上と、どんどん高い運賃になってしまう方も。こだわり重視で結果としてご納得いただけるのでしたらよいですが、安価で利用できるチャンスを逃すのはもったいないとも思います。
加えて、日本発着が土曜日、日曜日の場合は基本的に追加料金がかかります。航空会社により追加料金は異なりますが出発、帰着ごとに5,000円程度かかるので出発、帰着が両方週末の場合はそれだけで約10,000円の差が出てしまいます。また、年末年始や夏休みなどのピークシーズンには、出発日や帰着日を基準にした特別運賃や、特定日追加料金があります。ずらせる日程ならばずらしましょう。また以前は、アジア系航空会社の経由便でヨーロッパ往復が安価と周知されていましたが、ZONE-PEX/PEX運賃がほとんどの現在は早くに予約しなければ同じこと。昔の話とあきらめましょう。
欧州1都市の単純往復は、経由便ですが中東系航空会社利用が航空運賃、燃油サーチャージともに安価です。
2都市以上周遊するならやはり欧州系航空会社。一部(ルフトハンザドイツ航空)を除き、1都市往復運賃(例: 成田⇔ロンドン)と2都市周遊運賃(例:成田⇔ロンドン⇔パリ)が同料金です。
これを利用しない手はないと思いませんか。2都市周遊と書きましたが正確には1都市(ゲートウェイ都市)+1都市(コモン都市)。ブリティッシュエアウェイズとエールフランスを例に下記にコモン都市を全てご案内しました。各料金、フライトスケジュール等詳しくはお問い合わせください。
ブリティッシュエアウェイズ ロンドン往復=ロンドン(ゲートウェイ都市)+↓コモン都市
- イギリス…アバジーン、エディンバラ、グラスゴー、ジャージー、マンチェスター、ニューカッスル
- 北アイルランド…ベルファスト
- アイルランド…ダブリン、コーク
- フランス…ボルドー、リヨン、パリ、マルセイユ、ニース、ストラスブール、トゥールーズ
- イタリア…ボローニャ、ジェノバ、ミラノ、トリノ、ベニス、ピサ、ローマ、ベローナ
- ドイツ…ベルリン、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ハンブルグ
- スペイン…バルセロナ、マドリッド
- ポルトガル…リスボン
- オーストリア…ウィーン
- スイス…バーゼル、ジュネーブ、チューリッヒ
- ベルギー…ブリュッセル
- オランダ…アムステルダム
- ルクセンブルグ…ルクセンブルグ
- チェコ…プラハ
エールフランス パリ往復=パリ(ゲートウェイ都市)+↓コモン都市
- フランス…ボルドー、バーゼル*1、リール、リヨン、モンペリエ、マルセイユ、ニース、ストラスブール、トゥーロン、トゥールーズ
- イギリス…バーミンガム、エディンバラ、ロンドン、マンチェスター、ニューカッスル、サザンプトン
- アイルランド…ダブリン、シャノン
- イタリア…ボローニャ、フィレンツェ、ジェノバ、ミラノ、ナポリ、ピサ、ローマ、トリノ、トリエステ、ベニス
- スペイン…マラガ、バルセロナ、ビルバオ、マドリッド、セビリア、ビゴ、バレンシア
- ポルトガル…リスボン
- ドイツ…ベルリン、ブレーメン、ケルン、デュッセルドルフ、ミュンスター、フランクフルト、ハノーバー、ハンブルグ、ライプチヒ、ニュルンベルグ、シュトゥッツガルト、ミュンヘン
- ベルギー…ブリュッセル*2
- オランダ…アムステルダム
- ルクセンブルグ…ルクセンブルグ
- オーストリア…ウィーン
- チェコ…ブルノ、プラハ
- ハンガリー…ブダペスト
- スロバキア…ブラチスラバ
- スイス…ジュネーブ、バーゼル*1、チューリッヒ
- スウェーデン…イエテボリ、ストックホルム
- フィンランド…ヘルシンキ
- デンマーク…コペンハーゲン、セナボー
- ノルウェー…オスロ
- ポーランド…ワルシャワ
- ラトビア…リガ
- エストニア…タリン
- リトアニア…ビリニュス
- マケドニア…スコピエ
- アルバニア…ティラナ
- *1 バーゼルはフランス領とスイス領に跨って位置しています
- *2 パリ⇔ブリュッセルはTGV利用となります
上記以外の欧州系航空会社、以下の各航空会社では( )内のゲートウェイ+コモン都市の2都市周遊がゲートウェイ1都市往復と同料金です。以下の各航空会社設定のコモン都市についてはお問い合わせください。
アリタリア航空(ローマ)、KLMオランダ航空(アムステルダム)、スイスエアラインズ(チューリッヒ)、ヴァージンアトランティック航空(ロンドン)、スカンジナビア航空(コペンハーゲン)、オーストリア航空(ウィーン)、フィンランド航空(ヘルシンキ)、アエロフロートロシア航空(モスクワ)
※一部航空会社により3都市以上周遊が可能なものもありますが「コスパ de ヨーロッパ」プランから逸脱してしまうので今回は割愛しました。ご希望の際は是非ご相談、お問い合わせください。
ポイントその2ホテル
ロケーション優先 スタンダード(3っ星)クラスを基本に
見落としがちなのが現地での移動にかかる時間と費用です。1泊あたりのお値段が安いホテルを選んでも現地の移動にお金と時間がかかっては本末転倒、格安パッケージツアーでよく見かけるのがこのパターンです。
ヨーロッパの大都市の空港は、成田、関空、中部空港のように空港から直接市内への列車がアクセスしている空港も多いので、公共の交通機関でホテルへ移動し、列車駅近くに建つお出かけに便利なロケーションのホテルを選ぶ事が予算を抑え、且つ効率的な日程にするポイントになります。
そしてヨーロッパのスタンダード(3っ星)クラスのホテルはバスタブ無しが基本です。冬ですのでバスタブが欲しいところですが、バスタブ付きになると4っ星以上に限定されてしまいますので妥協も必要になるポイントです。「日本のビジネスホテル」=「スタンダード(3っ星)クラス」と思われている方が多いように感じますが、日本のビジネスホテルは設備ではヨーロッパの4っ星クラス並です。
余談ですが、宿泊ホテルからの送迎サービス付きのオプショナルツアーを利用される場合は、ホテルのロケーションや設備によっては送迎サービスを受けられない場合があります。
ポイントその3空港送迎
公共の交通機関をフル活用
空港〜ホテルの送迎料金は定員数に合った1台の車代(ドライバー付)を人数割りにします。大都市は比較的送迎代が高いので、オーダーメイドにするとどうしてもこの送迎代が割高に感じられる方も多いのではないでしょうか。
ホテル選びでご説明のとおり現地空港からホテルへは公共の交通機関で移動すれば安価で済みますし、道中目にする景色に「旅」の楽しみも膨らみ一石二鳥です。
以下の表に記載の都市は空港に駅があります。列車の乗り方も簡単です。「プチ世界の車窓から」を楽しめます。
空港に駅がない場合は空港シャトルを利用しましょう。ただし、現地空港到着時間が夜遅くなる場合には往路だけは事前手配しておいたほうが安全ですので予算だけでなく、フライトスケジュールも確認して決めましょう。
空港に駅がある 都市の組み合わせ | 利用航空会社 |
ゲートウェイ都市 | 旅の目的一例 |
ロンドン+パリ | ブリティッシュエアウェイズ |
ロンドン | ミュージカル、サッカー観戦 |
ロンドン+パリ | エールフランス |
パリ | ミュージカル、美術館巡り |
ブリュッセル+ アムステルダム | KLMオランダ航空 |
アムステルダム | 運河の町を満喫 |
コペンハーゲン+ ストックホルム | スカンジナビア航空 |
コペンハーゲン | 北欧デザインショップ巡り |
ローマ+ミラノ | アリタリア航空 |
ローマ | 美術館巡り, 世界遺産, サッカー観戦 |
フランクフルト+ ミュンヘン | ルフトハンザドイツ航空 |
フランクフルト | クリスマスマーケット, 古城巡り |
ミュンヘン+ ウィーン | オーストリア航空 |
ウィーン | オペラ・ミュージカル, 古城巡り |
チューリッヒ+ ジュネーブ | スイスエアラインズ |
チューリッヒ | 冬山と電車の旅 |
ポイントその4オプション
「コスパ de ヨーロッパ」プランではフリープランを基本に、ご希望があればオプションとして、チケット手配や観光などのオプショナルツアーもご案内します。
現地へ到着してから、したい事や行きたいところを見つけて後悔しないように、事前手配が必要でない限りはなるべく余裕を持ったプランで計画しましょう。ホテルのコンシェルジュに相談したり、現地観光案内所で探してみるのも楽しいですよ。
ポイントその5その他
ヨーロッパの宿泊代には朝食が含まれていますので昼食、夕食は是非地元名物や地元の人が食べているものをカフェやバールで楽しんでみましょう。その土地ならではの旬のものを楽しむのはこの上ない贅沢です。
疲れた日に持ち帰ってホテルのお部屋で楽しんでもいいですね。高級レストランでなければ言葉が通じなくてもメニューが読めなくても“食べること”ならボディランゲージで何とかなります。
航空券とホテルだけなら自分で手配が一番安価なのでは?と思われるかもしれません。
何にも増してお値段優先でしたら、当社が出る幕はありませんが、手配には経験値が必要です。どんなに渡航回数を重ねた旅行者でも「手配」は別です。優先される「こだわり」に沿った、航空券選び、ホテル選びのアドバイスはもちろんのこと、安心と安全を付加するならば是非旅行会社にご依頼ください。
旅行先でのアクシデントには持ち帰らず、出来る限り現地でその場で対処いただくことが解決への基本となりますが、旅行会社手配でしたらパッケージツアーを利用されるのと変わりない適切なサポートが可能です。例えば、航空機遅延等で到着が遅れる場合、旅行会社へご一報くださればお客様に代わって現地ホテルへ連絡することも可能です。現地手配は可能な限り日本語対応の緊急連絡先にてサポートいたします。
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