上記セットメニューは料金に含まれています。ランチ、ディナー、ブランチは、スタイルの異なる3輌のダイニング・カーにてお召し上がりいただきます。
ルネ・ラリックのガラスパネルが絢爛な
コート・ダジュール、花模様の寄木細工が美しい
エトワール・ドゥ・ノール、異国情緒を醸す名を冠した
ロリエンタルは黒い漆塗りの装飾が印象的。
どの車両も美しく装飾が施され、お食事の時間を格別なものにします。 ア・ラ・カルト・メニューは追加料金にて、24時間いつでもお承りいたします。また、アレルギーなど特別リクエストもお承りいたしますので、ご予約時にご遠慮なくお申し付けくださいませ。
コート・ダジュール ダイニング・カー
1929年にプルマンのファースト・クラス車両として製造され、内装はルネ ラリック氏によるものです。彼の作品である繊細なブルーのオパルセント・ガラスにバッカス(酒の神)が施されたパネルは一見の価値があります。これまでコート・ダジュール・プルマン・エクスプレス、ドゥービル・エクスプレス、ゴールデン・アローの乗客を迎えてきました。
1971年にワゴン・リ社に引き取られた後、側線でひっそりと放置されていた所、ブレーメンにてベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスとして美しく蘇りました。
エトワール・ドゥ・ノール ダイニング・カー
1926年イギリスのバーミンガム鉄道客車貨車会社によって製造されました。この車両は豪華列車のなかで最も美しいとされる寄木細工が施されています。パリからアムステルダムを走るエトワール・ドゥ・ノールとして運行、さらに1961年から1969年までリスボンとマドリード間をルシタニア急行として活躍後、1970年代はスペインのカディスとセビリア間を走っていました。
ロリエンタル ダイニング・カー
当初、1927年、イギリスにてプルマン車のキッチン・カーとして製造されました。フランスに場を移し、エトワール・ドゥ・ノールとしてパリ、ブリュッセルを抜けてアムステルダムまで運行していました。その後、ルシタニア急行としてサービスを終えた後、ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの車両として改装され、特徴的な黒い漆塗りの装飾が再現されました。
旅の醍醐味のひとつでもあるお食事。オリエント急行では贅沢に、そして存分に楽しんでいただきたいと考え、全てのお料理は、旅の途上で入手する新鮮な最高級の食材を使い、シェフのクリスチャン・ボディゲル氏とそのチームが列車内のキッチンで調理してご提供いたしております。
ご旅行中、シェフがブルターニュ産ロブスターやプロバンス地方の真っ赤なトマト、モン・サンミッシェル産のラム肉を調達している姿を偶然ご覧になれるかもしれません。