海外旅行永遠のテーマ「言葉の壁」不安や心配は最小限の自由な旅を
海外旅行で、一番心配なのは「言葉」という方。日本から添乗員が同行するツアーで行くしかない、と思われていませんか?
特に、ヨーロッパは「言葉」の壁が高いと思われているようで、「言葉が心配…」とか「いざという時そばに言葉の通じるガイドを…」といった声を耳にします。
しかしながら、オーダーメイドは、日本語案内がある旅行プランも可能です。
オーダーメイドの基本=航空券+空港送迎+宿泊+観光その他
オーダーメイドもパッケージツアーも、同じ旅行素材の組み合わせです。
基本となるそれぞれの素材に、日本語の案内があれば問題はほぼ解決。もし無い場合でも、対処方法はあるので、ご心配は無用です。
言葉の心配をすることなく、この組み合わせ次第で、自由にご希望通りのプランニングが叶うなら、自分だけの旅行プランで出かけたいと思いませんか?
では、ひとつずつご案内してまいりましょう。
航空券|日本発着の航空会社には日本人または日本語客室乗務員が乗務
問題は、目的地まで乗り継ぎがある場合。
海外の空港で乗り継ぐ場合、その先のフライトは、偶然日本人の客室乗務員が乗務していない限り、日本語を話せる客室乗務員はいません。日本の航空会社でも、乗り継ぎ空港から先は現地の航空会社となるため、事情は同じです。
この場合、乗り継ぎ空港にいる利用航空会社の日本人または日本語スタッフを活用すれば安心です。
例えば、エールフランスは、シャルル・ド・ゴール空港に日本人スタッフや、とても日本語が堪能なスタッフを多数常駐させています。 エールフランスで、パりから先の目的地に向かう場合、自分の搭乗する便がどこのゲートから出るか、ターミナルが違う場合はどうすればよいかなど、無料で尋ねることができます。
さらに、有料(1〜4名まで1件につき€150.00/2018年2月現在)で、専属の日本語を話せるエールフランス・スタッフによる、以下のサービスを提供しています。 ご利用には、事前の予約が必要となりますので、有料サービスをご希望の場合は、お申し込み時にお申し付けください。
- チェックイン手続きの際の通訳
- セキュリティ、パスポート・コントロールの際の通訳
- エールフランス・ラウンジへのご案内(ラウンジ利用条件を満たしたお客様に限ります)
- 出発便、乗り継ぎ便の搭乗ゲートへのご案内
- ご到着時のお荷物の受け取り、入国、通関などのお手続きの際の通訳
その他の主な大都市空港にも、各航空会社により日本人、または日本語を話せるスタッフが常駐しています。詳しくは、お申し込みの際にお尋ねください。
空港送迎|主な大都市空港には空港⇔ホテル間送迎に日本語案内サービス
- イギリス…ロンドン、エディンバラ、ベルファスト
- イタリア…ローマ、ベネチア
- オーストリア…インスブルック、ザルツブルグ、ウィーン
- オランダ…アムステルダム
- ギリシャ…アテネ
- スイス…バーゼル、ベルン、ジュネーブ、チューリッヒ
- スウェーデン…ストックホルム
- スペイン…バルセロナ、グラナダ、マドリッド、セビリア
- チェコ…プラハ
- デンマーク…コペンハーゲン
- トルコ…イスタンブール、カイセリ(カッパドキア)
- ドイツ…ベルリン、ケルン、デュッセルドルフ、ハンブルグ、ハノーバー、ライプチヒ、ミュンヘン、シュツットガルト
- ノルウェー…ベルゲン、オスロ
- ハンガリー…ブダペスト
- フィンランド…ヘルシンキ
- フランス…リヨン、マルセイユ、ニース、パリ
- ベルギー…ブリュッセル
- ポルトガル…リスボン
- マルタ…マルタ
- ラトビア…リガ
- リトアニア…ビリニュス
- ルーマニア…ブカレスト
日本語案内の送迎が無い空港に到着した場合は、どうすればよいのでしょうか?その場合は、現地語ドライバーをご利用ください。
当社がご案内する空港送迎は、事前にフライトスケジュールにあわせて手配をし、ご出発前の最終案内で予約&支払済みクーポン(バウチャーといいます)をお渡しします。日本語案内無しの送迎でも、到着空港で待っているドライバーにこのバウチャーを渡せば、ドライバーにあれこれ指示することなく、確実にホテルまでお送りします(ホテルから空港の場合も同様)。
基本的に、空港送迎は専用車1台(+現地語を話すドライバー)をご利用人数割りするサービスで、他のお客様と混乗ではありません。日本語案内は、原則として現地語ドライバーに加え日本語係員が同乗するため、人件費は2倍になり、多少割高になります。下記モデルプランのように、ドライバーが日本語を話す場合は、ドライバーが日本語係員を兼務するため、現地語ドライバーのご案内よりは多少割高ですが、日本語係員がプラスされるよりはリーズナブルです。
旅の目的に沿ったロケーションの鉄道駅近くに建つホテルをご利用されれば、送迎は不要なため、予算も抑えられて無駄な移動時間を取られず一石二鳥ですが、送迎が必要な場合、例えば、空港や駅への到着時間が夜〜深夜になるとか、利用したいホテルの近くに鉄道駅が無い場合などは、そこだけに限定してご利用されれば、必要以上に割高になることは避けられます。
到着初日に空港送迎を事前手配しておけば、入国審査後、即宿泊ホテルへ直行でき、便利です。到着便のお時間に合わせて、空港ロビーでドライバーがお迎えします。もし、フライトが遅延しても、必ずお待ちしているので、安心してご利用頂けます。空港送迎代はチップも含まれておりますので、ドライバーに渡すチップのご心配は無用です。
空港送迎の他、駅や港への送迎サービスにも、日本語案内がある都市もございますので、詳しくはお申し込みの際にお尋ねください。
ホテル|バウチャー&日本語対応の現地緊急連絡先
ヨーロッパでは、日本語を話せるスタッフが常駐しているホテルは限られます。そのほとんどが4〜5っ星クラス、それも大都市の数軒のホテルのみです。ホテルで日本語が必要と感じられるのは、主にチェックイン時とチェックアウト時、こんな時はどうすればよいでしょうか?
ホテルについても、空港送迎同様バウチャーをお渡しします。フロントでバウチャーを提出すれば、チェックイン時に説明をする手間が省けます。チェックアウト時は、何も無ければキーを返すだけですが、お部屋のミニバー、ルームサービスや、ホテル内施設でのお買い物や飲食などのお支払いを、お部屋付けにしてある場合などは、精算があります。
その精算については、それぞれの有料サービスをご利用される度に、勘定書にサインを求められますから、まずは明細、合計金額をよーく確認してからサインをしましょう。メモをしておくのも良い方法です。チェックアウトの際には、その全てを再確認してお支払いするだけです。
最近は、空港送迎車に同乗する日本語係員が、ホテルチェックインのお手伝いや空港チェックインのご案内まで担当する都市が増えましたので、その都度お問い合わせください。
では、万が一、ホテル側の過失や精算時に問題がある場合、オーバーブックなどのトラブルがあったときは、どうすればよいでしょうか?
その時は、当社が出発前にご案内する現地緊急連絡先にご連絡ください。おおむね24時間日本語で対応しますので、ホテルの人にバウチャーに記載された現地緊急連絡先へ連絡をしてもらい、ホテルスタッフと直接話してもらいます。その会話の後、電話を代わってもらい、緊急連絡先のスタッフから結果や対処方法を聞くことができます。
困ったことやわからないことがあったら、躊躇ぜずに現地緊急連絡先を活用してください。旅のトラブルは、その場で即座に対処することが最善策です。
観光 その他|日本語ガイドや係員が案内する現地発着のオプショナルツアー
目的地での観光は、日本語ガイドや係員が案内する、現地発着のオプショナルツアーが多数ありますので、うまく活用しましょう。
昼食付の終日ツアーは、ランチのためにレストランを探す手間が省けます。夕食は、ディナー付きのショーや夜の観光ツアーを利用すれば、日本語ガイドや係員がレストランでも案内します。
それ以外の食事はどうしましょう?
大都市のレストランなら、ほぼ英語のメニュー、場合によっては日本語メニューがありますので、言葉が通じなくてもボディランゲージでチャレンジしてみるのも、プライスレスな旅の思い出になります。
無理・無理・無理という方には、空港送迎やホテル同様、事前に予約手配し、予約&支払い済みのミールクーポン(これもバウチャー)をお渡します(提携レストランのない都市もございますのでご注意を)。バウチャーをレストランで提出していただければ、事前に連絡があったメニューどおりのお食事が楽しめます。チップを心配する必要もありません。バウチャーに含まれないお飲み物を召し上がる場合は、別途注文、お支払いしてください。
決まったスケジュールのオプショナルツアーとは別に、専用ガイドと専用車をチャーターして、自由に観光や食事を楽しむ手配も可能です。
鉄道について…、鉄道は、より広範囲に旅行プランを広げられる便利な素材ですが、利用が難しいと思われがちです。けれども、ヨーロッパの鉄道は日本の鉄道同様便利で簡単なので、手厚い係員の案内は不要に思います。 チェックイン手続きと手荷物チェックがあるユーロスターやタリス、AVEなどを除けば、ほとんどは駅に改札はなく、駅舎からプラットフォームまで、自由に出入りが出来ます。日本で目にするような、各プラットフォームの発車案内の掲示板で、乗りたい列車の出発時間とフォームを確認したら、そのプラットフォームまで行き乗車。チケットは、出発後車掌が客席に確認に来るシステムです。
以前は、国境越えの場合車内で出入国手続きがありましたが、現在のヨーロッパの国々のほとんど(シェンゲン協定加盟国のうち25か国間)は、国境を超える場合でも、車内での出入国審査はなくなりましたので、言葉の不安が少し減りました。
シェンゲン協定加盟の25か国
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク
英国(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)は加盟していないので、出入国審査が必要です。また、英国とアイルランド間も、出入国審査が必要です。
乗り換えの場合も、次の列車の出発番線を確認して、プラットフォーム間を移動するだけです。また、到着駅でも改札はないので、列車を降りたらそのまま駅を出てしまってかまいません。 案内の掲示板で、駅名や都市名などは全てその国の言語で記載しているので、ご自身の旅程に含まれる都市名などは、あらかじめスペルなどを調べておけば良いでしょう。
鉄道については、別途欧州鉄道旅行ガイドを参考にしてみてください。
その他 安心 安全
空港送迎、ホテル、現地発着ツアーは、当社が提携する現地手配会社を通して予約します。そのほとんどで、日本人、または日本語を話せるスタッフが常駐しています。
万が一のトラブルの場合は、現地緊急連絡先24時間日本語で対応しますので、どうぞご安心ください。その他、現地についてから思いついた観光があれば、その会社に連絡して取り扱いがあるか、聞いてみてください。手配可能な場合は、そこで予約することも可能です。
パスポートをなくしてしまった、盗難にあったといったトラブルは、海外旅行保険の現地アシスタンスサービスが心強い味方です。当社取り扱いの海外旅行保険は、現地緊急連絡先が24時間日本語で対応しますので、必ず海外旅行保険に加入して出かけましょう。お持ちのクレジットカードの現地アシスタンスサービス(サービスはほとんど有料です)も事前にお調べのうえ、是非活用してください。
最近は、日本の携帯電話のほとんどが海外でも利用可能ですので、通信手段として是非お持ちください。事前にご自身の機種が海外で利用できるかどうか、操作方法などのご確認をお忘れなく。使えない場合は、海外レンタル携帯電話のサービスもございます。
パソコン、スマートフォンを旅行に携行されるのであれば、見積もり時から当社へいつも連絡いただいている通り、当社へメールでお問い合わせ、ご連絡頂いてもかまいません。ただし、こちらは24時間対応というわけにはいきませんので、時差は予めお含みおきください。
プラン例
一例として、フランス6泊8日を、日本語案内付オーダーメイドプランにしてみました。フランスに限らず、大都市はほぼ同様に日本語によるサポートが可能です。
ご希望の国や地域で、どれほど日本語のご案内が可能か否かは、ご遠慮なく見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
日本語でOKをオーダーメイド フランス
サンプル日程
- ニース午前半日市内観光
- エズとモナコ半日観光
- コート ダ ジュールの小さな村巡り昼食付
- エズとモナコ半日観光...などなど
- パリ市内観光1日コースは昼食付
- ヴェルサイユ宮殿観光(+トリアノン)1日コースは昼食付
- ルーヴル美術館観光 1日コースは昼食付
- ロワール古城巡り昼食付
- ジベルニー観光
- ブルゴーニュと世界遺産ヴェズレー村 ワイン農家での昼食付
- シャンパーニュ地方観光...などなど
いかがでしょうか?「100%日本語OK」というわけではありませんが、これならさほど言葉の心配なく、かつご自身だけのオーダーメイドプランで、ご旅行できそうな気になりませんか?
経験上、自信をもって申し上げられるのは、どの国も「観光客」にとても親切で、たとえ言葉が通じなくても、困っていれば必ず手を差し伸べてくれますので、安心して海外旅行にお出かけください。。
それでもやはり自信がない・・・というに方は、「2名から添乗員付きをオーダーメイド」もご用意しておりますので、是非ご覧ください。規定ツアーにはないオリジナルプランを、催行の有無を気にせず、また他のツアー客に気兼ねすることなく、専属で日本から同行する添乗員付きのプランをお作りします。