
ヨーロッパ・スケッチツアー スペイン周遊

ヨーロッパ・スケッチツアー
スペイン周遊
スケッチにも観光にも 絵になるスペインの古都
スペインのアンダルシアから、カスティーヤ・イ・レオンへのオーダーメイド・スケッチツアー催行例です。 グループツアーとして催行したプランですが、これをもとに個人旅行にアレンジすることも可能です。ご要望を添えて見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
【催行日程】2003年9月8日〜9月17日 【催行人数】15名 【催行形態】某美術団体所属画家主催の複数絵画教室によるグループ 【プランのポイント】催行人数確保のため、絵を描かない、または写真撮影中心の方も参加しやすいようにとの要望を受け、スケッチにも観光にも対応可能な世界遺産中心の周遊プランに仕立てました。
訪れた各町の写真はPhoto Galleryをご覧ください。
グラナダフラメンコショー

絵を描く方々のモチーフは、風景ばかりではありません。静物画、そして人物画を専門になさっている方もいらっしゃいます。
今回の日程は、オプション、ツアー日程合わせて2回のフラメンコショーを用意しました。中心となる方が、人物画を専門に描いてらっしゃる方で、たってのご希望だったからです。
グラナダのタブラオ(フラメンコショーを行っているお店)は、アルハンブラ宮殿を望むサクロモンテの丘にあります。店全体が洞窟を改造して建てられた、凝った造りです。 踊り子を囲むようにして鑑賞する狭いスペースですが、その分迫力あるフラメンコショーを堪能できます。
店内でスケッチをすることはできませんが、画像や映像で記録して後日スケッチに起こすのだそうです。
マドリッドでのフラメンコショーは、ディナー形式。こちらはステージでのショーを鑑賞しながら食事をします。観光目的で参加された方、風景中心にスケッチをする方いずれも楽しめたようです。
トレドパラドールからの眺め

トレドは、「スペインに来たら、必ず訪れなくてはいけない」といわれるくらい、スペインのエッセンスを凝縮した古都です。 アンダルシアをめぐるツアーなら必ず日程に含まれているのではないかというくらいの名所、実際何度か訪れたお客様もいらっしゃいました。
通常のツアーは、高台からトレド全景の写真を撮ったらすぐ移動となるところ、その間約10分くらいらしいです。 しかし、「絵を描く方々だから」ということで現地のガイドさんが気を利かせてくれ、それよりも見晴らしの良いパラドールのテラスへと案内してくれました。 ここなら、カフェでゆっくりしながら絵を描くこともでき、気になる「トイレ」を心配することがないからです。
ちなみに、マラガでもパラドールのテラスにあるカフェを利用させてもらい、十分なスケッチ時間が確保できました。
セゴビアホテルのミラドール 展望台

マラガ、グラナダをめぐってきた後に滞在したのは、水道橋で有名な、カスティーヤ・イ・レオン地方のセゴビア。コルドバ経由で鉄道でマドリッドへ移動し、市内観光の後車で約1時間半の移動です。
今回利用のホテルは、いずれもバスタブ付の部屋のあるホテルだったので好評でしたが、中でも特に好評だったのは、このセゴビアのホテル・ロス・リナヘス。建物自体は古い民家を改造したような造りですが、部屋はこぎれいで、もちろんバスタブ付。
そして、スケッチツアー参加者にとって最適なポイントは、ホテル屋上の展望スペース。スペイン語で「ミラドール: Mirador」と言いますが、ここからセゴビアのカテドラルや、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったアルカサールが一望できます。
ホテルからスケッチできるということは、スケッチツアーにとって大変重要なポイント。絵筆を洗う水の補給や、トイレを探す心配なく、また天候に左右されずにスケッチに専念でき、疲れたら部屋で休むことができます。 当社では現地オペレーターと協力し、できる限りそのようなホテルを探してプランに組み込みます。
マヨール広場に出かけるにもよし、水道橋まで歩くのもよしの好ロケーションに加えて、このミラドール。参加者にも大変好評で、ある方曰く「ここは4泊ぐらいしたい!」とのことでした。上・右側の写真は、朝焼けの中ミラドールより撮影したサン・エステバン教会です。
ヨーロッパは列車の旅がおすすめ!
航空機による空路移動は時間を節約でき、機能的ではありますが、列車の旅は、窓からの景色を眺めながら、スローフードならぬスロートラベルにぴったりです。
主な空港には空港駅があるため、別途空港からホテルの送迎を頼む必要もありませんし、駅構内では、荷物を預けるコインロッカー、カフェ、レストラン、ショップなど充実しています。 また、駅だけでしか売っていないお土産物があったり、レストランより確実に安い、サンドイッチとコーヒーのランチも取ることが可能です。
今回の日程では、グラナダよりコルドバまでバスで移動し、そこからマドリッドまで、スペインの新幹線、AVEを利用しました。
普通の特急列車よりもスピードがあり、旅情は感じられないかもしれませんが、飛行機、バスでの移動に飽きてきたときの気分転換にはもってこいです。
ファミリーがホームで列車を待っている姿も絵になります。

