宿泊してわかる魅力
絵になるイタリア旅行「グーリア」のオーダーメイドプラン例です。 見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
テーマ 連泊してわかる魅力リグーリア地方 イタリアの最も美しい村々へ個人旅行 日程
ポイント サンレモとヴェンティミリアを起点に 鉄道とローカルバスを組み合わせて より深くリグーリアを探訪
概算 2名利用1名あたり約20万円 空港税・燃油サーチャージ・現地バス代別
《内訳》- 航空券 エコノミークラス 成田又は羽田発着ニース往復
- 宿泊3☆ 2名1室9泊毎朝食付
- イタリア・フランスレイルパス 2等セーバータイプ
- 手配手数料
- 注)上記概算は2019年4月平日出発を出発3か月前に手配した場合の目安です 間際手配や国際会議等特別イベント開催時はこの限りではありません
ヨーロッパ・スケッチツアーで訪れる村は、絵を描く方それぞれの好みのモチーフは違えど「絵になるところ」ばかり。喩えようもない風景の美しさや、古から今も残る荘厳な建造物が、絵を描く方のみならず人の心を惹きつけて止みません。
スケッチツアーが一般の旅行と違うところは、スケッチのために一つの村や町にじっくり滞在することです。一晩、二晩と過ごすことで感じること、見えてくることがあります。
絵になる村の魅力は、そこに暮らす人々に交じり、朝に夕にその時々の陽ざしと影が織りなす町の様子や、四季のながれとともに香りや温もりを感じることで初めてわかるものなのかもしれません。
「生きることを楽しむ豊かな旅」をご提案したく、絵になるスケッチポイントを探してツアーをプランニングし、自ら添乗員として訪問した中から、厳選した村に宿泊する個人旅行プランをご案内します。
ピエモンテ州とリグーリア州に跨るリグーリア・アルプスは、イタリア北部の中でも、とりわけ絵になる村が数多くありますが、その中から3つの村を取り入れました。
これ以外にも、魅力的な村は数多くあります。以下のページもご覧になりながら、オリジナル・リグーリア・プランでお出かけください。
訪れたい旅行時期
5、10月
リグーリアの各村は、リヴィエラ海岸からわずか数十キロの位置ながら、周りを険しい山々に囲まれているため、夏は避暑地であるところが多いのが特徴です。その時期には、海岸沿いのリゾート地を含めヴァカンス客で混み合うので、一般的にヨーロッパ訪問の適切な時期である、爽やかな気候の春、または秋を選ぶのが良いと考えます。
特に、秋は収穫の時期、この地方一帯は、トリュフやポルチーニといった、秋の味覚の産地ですので、美食の旅として村々を巡るのにぴったりの季節です。
基本ルート
最寄りの都市を起点に
リグーリアの最寄空港ニースから、リグーリア州の玄関口ヴェンティミリアまでは、鉄道で約50分の距離です。さらに、ヴェンティミリアから国際的リゾート都市サンレモまでも、鉄道でわずか約20分です。
いずれもリゾート地のため、宿泊施設が多数ありますので、これらを基点にして、小さな町や村へ1〜2泊の小旅行をすると、余裕ある日程になると思います。
アプリカーレ、ドルチェアックアはヴェンティミリアから、トリオラはサンレモまたはタッジアから、バスで往復します。また、国際免許を取得して、ヴェンティミリアやサンレモからレンタカーを利用すると、より深くリグーリアを楽しむことが出来ると思います。
アプリカーレ
イタリアの最も美しい村々認定
数ある「イタリアの最も美しい村々」の中で、最高峰とされる村。
リグーリア・アルプスの山々の一斜面に建てられ、家、路地、町中の階段、通り抜けの小路、13世紀の尖頭アーチ型の3つの門、城跡などが、中世からそのまま今日につながっている村です。
駐車場から中心までは、曲がりくねった細い坂を上って行きます。村の一番高いところにある広場には、この地方の特徴であるカラフルな壁の建物が建ち並び、その中心に、石造りのマリア・マッダレーナ教区教会のファサードが、村全体を見下ろしています。
アプリカーレの語源は、ラテン語でApricus(Open to the sun: “太陽に向けて開かれた”の意)だそうですが、その通り、リビエラ海岸全体に降り注ぐ太陽の陽ざしを一気に受けて、村が輝いているようです。そして、最も美しいと感じられるのは、村へ向かう途中から見ることが出来るこの村の全景。これが、美しい村々の最高峰だと実感できると思います。
駐車場の前に4っ星ホテルがあるほか、広場までの通りに小さなホテルやペンションが数軒あります。
ドルチェアックア
ネルヴィア川をはさみ、左岸のテッラ地区、右岸のボルゴ地区に分かれている、中世の趣を残している村。
イタリア観光協会が認定するオレンジ・フラッグの村に認定されています。
この村のシンボルは、13世紀にかけられたというめがね橋。 テッラ地区とボルゴ地区を結んでおり、クロード・モネが晩年この村をたびたび訪れ、絵にしています。ボルゴ地区から望むめがね橋とドリア家の城跡は、とても絵になる光景です。
城跡までは、曲がりくねった一本道を登っていきます。建物と建物をつなぐアーチが頭上にある、その道の途中には、お土産屋やレストランが軒を連ねています。
村の名前がそのままついたロゼ・ワインは、この地方(インペリア県)の代表的ワインです。ボルゴ地区に並ぶレストランで、美しい光景を望みながら、その軽めのワインとピッツァがとても合います。
また、銀行やショップが多く、週末には広場で市場も開かれるので2泊位しても良いくらいです。中心部にB&Bが数軒あります。
トリオラ
イタリアの最も美しい村々認定
アプリカーレ、ドルチェアックアよりも、さらにリグーリア・アルプスの山岳地帯に入り込んだ、小高い山の上にへばりつく村。サンレモからは、いろは坂のような山間の曲がりくねった道を村へと進んでいきます。
この村は、12世紀以降キリスト教会の主導による、魔女狩りが行われたところ。その後、1588〜'89年に行われた魔女裁判の記録は、村の中央にある「民族と魔術の資料館」にも納められています。その歴史上の逸話のためか、日中でもどこか幻想的です。入り組んでひっそりとした小道を歩いていると、ふと「この村には自分ひとりしかいないのでは?」という錯覚にとらわれます。
村の入り口にある3っ星ホテルは、とても親切なマダムとその家族が切り盛りしている、アットホームで暖かいホテルです。ホテルのレストランでは、トリオラの地ビールが楽しめます。
レストランから続くテラスの先には広い庭があり、トリオラの素晴らしい全景を望むことが出来ます。テラスに置かれた椅子に腰かけ、陽の傾きによってさまざまな顔を見せるトリオラの姿を見ていると、つい時の経つのを忘れてしまいそうです。
ホテルからほんの50m先には、村で大人気という毎朝焼きたてのパンを販売するパン屋さんがあり、ホテルのレストランのパンもそこから仕入れているそうです。
モデルプラン|イタリア リグーリア
具体的に、鉄道とバスを利用して、アプリカーレ、ドルチェアックア、トリオラを巡る、リグーリア・プランの一例をご案内します。
ニース、サンレモを基点にして訪れる、8日間のモデル日程としてご紹介してみました。日程途中のバスは、リヴィエラ・トランスポルティ社(RIVIERA TRANSPORTI)のバスです。
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