訪れたイタリアの風景 1
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ベルティノーロ エミリア=ロマーニャ州
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エミリア=ロマーニャの小さな町ベルティノーロでは雨にたたられましたが、雨に濡れたレンガ色の町並みはまた格別でした。04は13世紀に建てられた町のシンボルとなる円柱。昔この町を訪れた旅人は、住民が円柱に打ち付けた環に馬をつないで旅の宿を探したそうです。その環の持ち主である住民は旅人をもてなすため自宅に泊めたとのこと。旅人をもてなすことが古くからしきたりになっている町です。
ブリジゲッラ エミリア=ロマーニャ州
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5つの称号を持つ村。町の入り口に掲げられた看板01に5つの称号が書かれています。加えてテルメもあり、オランダやドイツからの大きなグループが一緒のホテルに泊まっていました。03は城塞と聖母マリアの聖所記念堂、04は時計塔。この3つが高台にあり、ブリジゲッラの象徴です。時計塔まで登る階段13はかなりきつく、昔はロバを使っていたそうです。そのロバ小屋が並ぶ、路床を高くした屋根付の特徴ある道のアシニ通り(またはボルゴ通り)は12。06〜09は片道30分はかかる場所にある909年建造のサン・ジョバンニ・イン・オッターヴォ教区教会。この村でも市場18、19がありました。20はホテルのオーナーと町の楽団による夕食前の余興。
アプリカーレ リグーリア州 リグーリア・アルプス
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「イタリアの美しい村々」の中でも最も美しいといわれるアプリカーレ。01はアプリカーレに向かう途中車窓から見たカステル・ヴィットーリオ(Castel Vittorio)という村。
ドルチェアックア リグーリア州 リグーリア・アルプス
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モネが気に入って描いためがね橋と城のある村。10は平日にもかかわらず開かれていた市場の様子です。
トリオラ リグーリア州 リグーリア・アルプス
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魔女裁判のあった村で、フランスとの国境にそびえるリグーリア・アルプス山脈の山間にひっそりとたたずむ村です。01はトリオラのふもとの村。06、07は、村はずれの急斜面に建つ15世紀の教会サン・ベルナルディーノ。
ズッカレッロ リグーリア州 リグーリア・アルプス
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カステル・ビアンコを目指していたはずが、結果近くにあったズッカレッロでのスケッチに変更に。カステル・ヴェッキオと合わせ3つの美しい村が点在している地域です。
アルバ ピエモンテ州 リグーリア・アルプス
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百塔の町とも言われるピエモンテ州クーネオ県にあるアルバ。13の写真を見ると、100には足りませんが、その名のついた様子がよく分かります。
ガレッシオ ピエモンテ州 リグーリア・アルプス
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リビエラ海岸からわずか数十キロにありながらアルピン山脈に囲まれた避暑地&スキーリゾート。テルメのある村としても知られています。
ネイヴェ ピエモンテ州 リグーリア・アルプス
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アンギアーリ トスカーナ州
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レオナルド・ダ・ヴィンチ作「アンギアーリの戦い」の舞台になった町。この戦いの石碑と成る小さな小屋は07。急な坂道06がこの町の象徴。02は車で10分ほど離れたところにぽつんと建つ、9〜10世紀建造のソヴァーラ教区教会。
アレッツォ トスカーナ州
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トスカーナ州県都。この町であまりにも有名なのはグランデ広場01〜04。イタリアの最も人目を引く特徴的な広場のひとつです。異なる時代の様式で建てられたさまざまな件俗物が広場に面していて、コントラストをなしています。広場はなぜか傾いています。町全体が駅からドゥオーモに向かって上り坂になっている町だからでしょう。09はその坂道の多いアレッツォの特徴的な町角の風景です。
カスティリオン・フィオレンティーノ
トスカーナ州
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この町は「収穫」と思えた町です。古い簡素な家や小さな館が、中世の町の狭い道に並んでいます。丘の斜面に城壁と塔が築かれただけの本当に小さな町。町の中心は03の聖堂参事会教会ですが、町のシンボルはむしろふもとに建つマドンナ・デッラ・コンソラツィオーネ教会01、02です。宿泊するホテルもない小さな町ですが、一見の価値ありです。
コルトーナ トスカーナ州
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アルタ・ディ・サンテジディオ山の険しい支脈上にエトルリア時代の城壁の遺構が残る町。この町はホテル10に恵まれました。町の中心まではすぐ、且つ01、06のようなパノラマが朝に夕にテラスから望めます。朝は朝食をとりながら、夕方はビールを片手に日の沈むのをゆったりと見続けるのも良いです。コルトーナを訪れたら是非町の頂上にあるメディチ家の要塞まで上ってみましょう。20分くらい上り続けますが、04、05のように町全体を見渡すことが可能です。
チェルタルド トスカーナ州
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戯曲「デカメロン」の作者ボッカッチョが晩年住んでいた小さな町。高台にある旧市街と麓の新市街を結ぶのはフニクラーレ、この町に住む人たちの足代わりです。町全体は古い赤レンガ造りのため、赤茶けて見えます。群馬県甘楽町と姉妹提携を結んでおり、プレトリオ館の裏庭には日本様式の小さな庵12があります。
フィエーゾレ トスカーナ州
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フィレンツェ郊外にある、連なる丘のひとつに築かれた、まるで空中高くそびえるバルコニーの様相をした町。フィレンツェ誕生前にすでに町があったため、フィレンツェの母なる町とも言われます。02は見晴台から見たフィレンツェの町並み。真ん中に小さく見えるのがフィレンツェのドゥオーモのキューポラです。
ここはローマ帝政時代に造られたローマ劇場があり、ほとんどの観光客はそれを目当てに来ます05。町の一番高いところにあるサン・フランチェスコ教会03はこの小さな町を見守る教会のようです。
ここはローマ帝政時代に造られたローマ劇場があり、ほとんどの観光客はそれを目当てに来ます05。町の一番高いところにあるサン・フランチェスコ教会03はこの小さな町を見守る教会のようです。
マッサ・マリッティマ トスカーナ州
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トスカーナ州グロッセート県に位置するマッサ・マリッティマ。ピサ様式のロマネスク=ゴシック建築の代表作のひとつドゥオーモ02は壮大さと美しさを兼ね備えています。夕陽が町全体をピンク色に染めるといわれ、晴れていればその美しさを撮ることが出来たのですがあいにくの空模様でした。中世の面影を色濃く残す小道や家並み07、08、12が美しい、まだまだ観光化の垢に汚れていない素朴な町。
ルッカ トスカーナ州
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ヴォルテッラ トスカーナ州
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標高531mにある町。スタンダールが「とある高い丘の一番の高所にある」と記した町です。こじんまりとした中世の姿が町に近づくにつれて見えてきます。こんな町にも日本人の観光客がいました。
ピストイア トスカーナ州
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菱形を描く14世紀の城壁の内部に息づく町。ピサ、トスカーナ、リグーリアに見られる白色と暗緑色の大理石のコントラストの建造物が特徴です。09、10は利用したホテル。ここには地元の人と結婚された日本人女性がスタッフとして働いていました(2006年10月現在)。いろいろ助かりました。
モンタルチーノ トスカーナ州
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ブルネッロワインの産地モンタルチーノ。周辺は世界遺産に登録されたオルチャ渓谷に囲まれています。16世紀フィレンツェ国との戦いに敗れたシエナ国が篭城したことから、シエナの痕跡が色濃く残っている町。市庁舎の高い時計塔03はその顕著な例です。
ヴェネツィア ヴェネト州
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いわずと知れたイタリアの人気観光地ヴェネツィア、世界文化遺産都市です。02〜05はサン・マルコ広場対岸のサン・ジョルジョ島から望む本島の様子。13は有名なリアルト橋。観光客が鈴なりです。15〜17、22はヴェネツィアで最も活気のある広場のひとつ、サンタ・マリア・フォルモーザ広場の様子。以前は屋外劇場として使われていたそうです。同名の教会15、著名な建物のひとつドナ館16があり、その前でハトと戯れる小さな女の子17も絵になります。22は広場にあるバールのテーブルに集まるハト。23はお世話になったホテル ボンベッキアッティ(Bonvecchiati)。
ヴェネツィア ブラーノ島 ヴェネト州
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ヴェネツィア本島から10kmほどのところに位置する小さな島。サンマルコ広場前から出る水上バスでムラーノ島経由で行きます。カラフルな家並みとレース編みが島の特産の本当に小さな島です。