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マルタ
ヨーロッパ・スケッチツアー オーダーメイド 個人からグループまで
地中海に浮かぶ要塞と古都
今回(2002.9.11〜9.24)は南イタリアのマテーラ、オストゥーニからマルタ共和国の2か国を、2週間かけて廻る画家の方々の為のスケッチツアーの添乗員として行ってまいりました。
こちらはグループツアーとして催行したプランですが、個人旅行にアレンジすることも可能です。ご要望を添えて見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。グループスケッチツアーの概要はこちらをご覧ください(旅行相談もお承りしております)。
いずれもユネスコ遺産文化都市に指定されたところです。マテーラ、オストゥーニは前回詳しくご説明しましたので、今回はマルタ島を中心の添乗日記です。 観光目的のツアーとは違い、1箇所に最低3泊してじっくりとスケッチをして頂きます。当社がどんな旅行作りをしているか、おわかりいただければ幸いです。
マルタは英語が通じて便利!?
マルタ共和国ってどこ? ― イタリア、 シチリア島のさらに南、チュニジアとほぼ同緯度の小さな島国です ―
イギリス統治の時代が長く、英語を話す人が多いことから、最近は語学研修のために行かれる日本の人も多い、と聞きます。普段イタリア、スペイン、フランスが多い絵描く方々のツアーで、英語が通じる、というのは非常に有難いことです。添乗員といっても、そんなに何か国語も話せるわけではないのです。最低限必要な会話、単語はありますが、英語以外となるとなかなか・・・。 先にイタリアから回りましたので、マルタに着いたときはちょっと拍子抜けしてしまう、けれどイタリア同様のんびりとした、お勧めしやすい国です。
なぜマルタ行きが決まったか?
絵を描くお客様は、やはりイタリア、フランス、スペイン(他ベルギー、オランダなど)行きを希望する方が非常に多いです。特に水彩画、油絵を描く方にとっては、モチーフが多いからでしょう。 その中で、なぜ今回マルタ島をツアー訪問地に混ぜたか、それはあるお得意様が 「昔アフリカに行くとき、マルタで飛行機を乗り継いだんだけど、滞在はしなかったんです。だけど飛行機の中から見たマルタ島が美しくてねぇ、それで是非じっくり滞在して描いてみたいんですよ」 とおっしゃられたからです。 単純なことですが、お客様のご要望にお応えする為に旅行会社ってあるのでは、と思ったので、それを実行したに過ぎないのですが、私どもにとっても非常に収穫のあるツアーでした。
いろんなご要望のある中で、なかなか訪問できない国での取材は貴重です。昨今、マルタ島に行かれる方が増えてきておりますので、私どもの取材してきた写真などを資料にしていただいたり、気をつけて頂きたいこと等の情報の提供も可能になります。
ゴゾ島の5っ星ホテルと極上のハチミツ
マルタ共和国は、マルタ島とゴゾ島の2つの大きな島と、その間にあるコミノ島の3つの島から成り立っています。 写真は、ゴゾ島の玄関口イムジャール港の風景です。普通の観光ツアーでは、ここにフェリーで上陸したあと、島の中心ヴィクトリアへあわただしくバスで出かけていきますが、私たちのツアーはこの港の上に建つ5っ星のホテル、リムジャールホテルで3泊しました。目的は、当然スケッチをするためです。 イタリアの古い城塞都市の街並みや、壁の色を好んでスケッチする方もいらっしゃいますが、このような港や水辺を好んでスケッチにする方も結構多くいらっしゃいます。 お客様のニーズに合わせてツアーを作る、それは個人でも団体でも変わりありません。ご出発前に何度も打合せをし、旅行を作り上げていく・・・、パッケージツアーではなかなか出来ないことでしょう。
ちなみに、マルタはハチミツが名産ですが、マルタ島とゴゾ島のハチミツはそれぞれ微妙に違うらしいです。特に宿泊したこのホテルの朝食で出る蜂蜜は、普段は食べない私でも持って帰りたくなるくらいのおいしさです。マルタへいらっしゃる際は、是非このホテルに宿泊し、朝食でハチミツを味わってみてはいかがでしょうか。
上記日程は、絵画教室の先生と生徒のみなさんがモチーフに合うロケーションにて作品を仕上げることを目的にしたスケッチツアーの催行事例の概要です。
グループツアーから個人旅行まで「行きたい旅」のご要望を添えて見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。旅行相談もお承りしております。
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