宿泊してわかる魅力
絵になるフランス旅行「ブルゴーニュ」のオーダーメイドプラン例です。 見積もりフォーム、又はメールにてお問い合わせ、ご依頼ください。
テーマ 連泊してわかる魅力ブルゴーニュ地方 フランスの最も美しい村々へ個人旅行 日程
訪れる町 ノワイエ=シュル=スラン スミュール=アン=ノーソワ ヴェズレー
ポイント パリとアヴァロンを起点に 鉄道とローカルバスを組み合わせて より深くブルゴーニュを探訪
概算 2名利用1名あたり約20万円 空港税・燃油サーチャージ・現地バス代別
《内訳》- 航空券 エコノミークラス 成田又は羽田発着パリ往復
- 宿泊3☆ 2名1室6泊毎朝食付
- フランスレイルパス 2等セーバータイプ
- 手配手数料
- 注)上記概算は2019年4月平日出発を出発3か月前に手配した場合の目安です 間際手配や国際会議等特別イベント開催時はこの限りではありません
ヨーロッパ・スケッチツアーで訪れる村は絵を描く方それぞれの好みのモチーフは違えど「絵になるところ」ばかり。 喩えようもない風景の美しさや、いにしえから今も残る荘厳な建造物が、絵を描く方のみならず人の心を惹きつけて止みません。 スケッチツアーが一般の旅行と違うところは、スケッチのために一つの村や町にじっくり滞在すること。一晩、二晩と過ごすことで感じること、見えてくることがあります。 絵になる村の魅力は、そこに暮らす人々に交じり、朝に夕にその時々の陽ざしと影が織りなす町の様子や、四季のながれとともに香りや温もりを感じることで初めてわかるものなのかもしれません。
「生きることを楽しむ豊かな旅」をご提案したく、絵になるスケッチポイントを探してツアーをプランニングし、自ら添乗員として訪問した中から厳選した村に宿泊する個人旅行プランをご案内します。 ブルゴーニュ地方はフランスの中でもとりわけ絵になる村が数多くありますが、その中から2つの村を取り入れました。 これ以外にも魅力的な村は数多くあります。以下のページもご覧になりながら、オリジナル・ブルゴーニュ・プランでお出かけください。
旅行時期
5月、または9〜10月
この地方を訪れるなら、鮮やかな新緑に彩られた5月、又は実りの時期である9〜10月が、気候も良く訪れるのにちょうどよい時期です。 世界的に有名なブルゴーニュ・ワインのワイナリーが点在するコート・ドール(黄金の丘)地方は、ワイン好きなら秋の収穫祭の時期にあわせて、ワイナリー巡りをプランに取り入れたいところ。ワインに限らず、この時期には様々な食材がそろいます。 また、秋はジビエの季節。狩猟料理の本場で食するジビエ料理には、地元産のワインがとてもよく合います。
基本ルート
最寄りの都市を起点に
ブルゴーニュを旅行するなら、パリからが便利です。 日本から直行便が運航しているシャルル・ド・ゴール空港駅からTGVに乗車することができ、ディジョン、リヨンまで列車で直接移動が可能です。また、リヨン空港もブルゴーニュに近く便利です。空港からリヨン市内のTGV駅までトラムで30分、そこからディジョンまではTGVで1時間半の距離です。
途中のオーセール(オセール)、アヴァロン、オータン、マコン(ブルゴーニュ基本ルートを参照)は、ブルゴーニュを移動するのに十分な小都市。いずれも複数のホテルがありますので、これらを基点にして、小さな町や村へ1〜2泊の小旅行をすると、余裕ある日程になると思います。 各村へは、ローカルバスやタクシーを利用して訪れます。また、国際免許を取得して、オーセールやディジョンからレンタカーを利用すると、より深くブルゴーニュを楽しむことが出来ると思います。
ノワイエ=シュル=スラン (ノワイエ=シュール=スラン)
フランスの最も美しい村々認定
フランスの最も美しい村々のひとつに認定されているノワイエ=シュル=スランは、人口わずか800人弱、端から端まで歩いて10〜15分程度の本当に小さな村。 村を囲むスラン川にかかる、めがね橋と周囲の木々が水面に映り、思わずスケッチブックに描いてみたくなる光景です。 15世紀から時を刻み続ける時計塔のアヴァロン門をくぐると、住民以外の車は進入禁止のひっそりとした中世の村が広がります。 木組みの三角屋根の家々と、村を囲む牧場用の石造りのサイロが、とてもよい具合に並び立っています。こんな村に1泊し、中世フランスの雰囲気に浸るのにぴったりの村です。
村の外側、アヴァロン門手前に1軒、門をくぐり村役場の近くに1軒、宿泊施設があります。どちらも2っ星の家族経営のペンションで、ノワイエ=シュル=スランを心ゆくまで感じられる宿です。
スミュール=アン=ノーソワ (スミュール=アン=オーソワ)
スミュール=アン=ノーソワは、2度の訪問で自身とても気に入り、次回は仕事ではなく是非プライベートで滞在したいと思っている、とっておきの村。 この村は、蛇行するアルマンソン川に囲まれた城砦都市。村の南側の入り口にかかる大きな石橋からは、4つの塔に囲まれた、まるでおとぎの国の城を思わせる光景を望むことが出来ます。なかでも、高さ44mのオール・ドール塔は圧巻です。その石橋から川面を見下ろすと、川岸にも木々とともに点在する家々が続いています。
旧市街を通って反対側の川岸へ向かうと、今度は城を中心に、村全体を見上げる光景を望むことが出来ます。手前には小さな石橋が川に掛かり、そこから坂道に沿って並ぶ家々の茶褐色の屋根からは、煙突がいくつも突き出ています。途中に、城の一部である城壁と塔、その奥に見える大聖堂までが一つの構図に入り、絵描きではなくてもスケッチしたくなるような眺めです。きっとここがこの村一番のスケッチポイントなのか、本屋に並んでいた地元の絵描きのスケッチ画集に同じアングルの絵がありました。
スミュール=アン=ノーソワは、ノワイエ=シュル=スランよりだいぶ大きく、村というよりは町といった規模です。 新市街、旧市街に分かれており、新市街にはスーパーや銀行が、旧市街には土産物屋やカフェ、レストランなどがあります。石橋のたもとには、魅力的なワインバーを持つスミュール=アン=ノーソワで最も歴史のある3っ星クラスホテルがあり、じっくり滞在するのにちょうどよいロケーションです。
おまけ ヴェズレー (世界遺産)
世界遺産都市に登録されたヴェズレーは、パリからオプショナルツアーを利用して日帰りで訪れることが可能ですが、スミュール=アン=ノーソワやノワイエ=シュル=スラン同様、宿泊してブルゴーニュの魅力に浸るのに良い村です。 「フランスの最も美しい村々」に認定されており、サンティアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の基点です。
村の入り口から大聖堂まで続く勾配のある坂道の途中には、作家ロマン・ローランが晩年を過ごした家が、大切に残されています。 入り口には、古いながらフランスらしい出窓のある建物と、ブルゴーニュ料理がおいしいレストランが魅力の、3っ星ホテルがあります。
モデルプラン|フランス ブルゴーニュ
具体的に鉄道とバスを利用して、スミュール=アン=ノーソワとノワイエ=シュル=スランを巡るブルゴーニュ・プランの一例をご案内します。 パリ、アヴァロンを基点にして訪れる、8日間のモデル日程としてご紹介してみました。